世界の医療と健康をテーマにSPARK!
- 授業レポート
- 教育機関向け
唐津市立第五中学校(がん教育指定校)から「子どもたちの視野を広げる授業がしたい!」と依頼を受け、世界の医療と健康をテーマに中国・ボツワナ・バングラデシュ・ウズベキスタンの現状を伝えるオンライン授業を実施しました。
※新聞掲載記事はコチラ
中学2年生の4クラスを4か国のコーチがそれぞれ担当し(ブレークアウトルーム利用)、自国の健康問題やその背景にある文化や習慣を伝えました。
スパイスをふんだんに使う料理や1日4回の食習慣について(バングラデシュ人のマリハコーチ)や、
肺がんと大気汚染の関係や、運動不足の解消法(中国人のマンディコーチ)、
雨量が少ない気候が及ぼす食生活への影響(ボツワナ人のオペロコーチ)、肥満の背景にある地理的環境・食生活や家族関係など(ウズベキスタン人のナニコーチ)。
【先生方の感想】
・どの教室も見て回りたいくらいおもしろかったです。社会の授業のような導入から健康問題へ展開されて、普段の授業では聞けない話を熱心に生徒が耳を傾けていました。
・海外の健康問題を通して日本のことに興味がわき、健康についての学習につながると思いました。
SPARKは多文化を伝えるコミュニケーション授業を行っていますが、今回は「医療と健康」を切り口にした授業を先生方とオンラインで打ち合わせながら一緒に作らせていただきました。先生方の想いも反映でき、子どもたちにも少し広い視野で考える機会を提供できたのなら、最高に嬉しいです。